スペシャルコンテンツ >> 顧問コラム >> 『風月無尽の無何有の郷(松風亭 雅山)』
前の月へ | 次の月へ |
ツイート | 2017/5/1 | 松風亭 雅山 |
月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして
業平が、藤原 高子(ふじわら の たかいこ)、通称、二条后との恋愛を回想して作ったものとされますが、
藝術の香り高く珠玉の歌物語であります伊勢物語の中でも、大好きな歌の一つです。
早春の宵の浪漫と甘くやるせない切なさが滾っております。
今年も春の宵を満喫したく存じ上げます。
前の月へ | 次の月へ |
![]() |
© Copyright 2003 - 2015 >TOPS Systems Corporation