スペシャルコンテンツ >> 顧問コラム >> 『風月無尽の無何有の郷(松風亭 雅山)』


風月無尽の無何有の郷

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2017/4/1 松風亭 雅山

<<< タンゴとワルツ >>>


以前(2016年12月)にも少しふれましたタンゴにつきましては、大昔に、彼女から、スロー・スロー・クイック・クイックの4拍子の特訓を受けた事を想い起します。


まともに出来た例(ためし)はほぼ皆無でしたが。


3拍子のワルツも、同様に、まともに出来た例(ためし)はほぼ皆無でした。


聴く方は、ロッテルダムに生まれた Arie Maasland が創ったマランド楽団の奏でるタンゴに心酔しております。


ワルツも、同様に、聴く方は大好きで、ショパンに陶酔しております。


特に、ややマニアック的ですが、第十番ロ短調Op.69−2に凝っております。

まだパリの社交界も知らないころで、祖国ポーランドの舞曲マズルカの匂いが強く感じられる作品で、秀逸です。

19歳の若さで創ったとはとても思えないほど、スラブ独特の哀愁を感じさせる甘美かつ悲哀な佳作です。




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