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2013/4/1 トプスの中の人

第2回 買い出しは別な人にお願い!

前回、お見せした図をもう一回。(その前に「ホモジニアス」ってなんだか説明していなかったぞ〜と鋭い突っ込みの方はコチラ

下側のカラフルな色のついているのが演算処理、上側の水色がメモリアクセスと説明しました。 お料理にたとえたら、演算処理は切ったり、焼いたり、実際の調理のお時間ですけど、水色の部分は食材を買い出しにいっては輸送して、といった時間でしょうか。まあ、お買いものも楽しいけれど、すばやく大量に料理をしろってなときには、誰かに買い出しに行ってもらっている間に先に調理を進めておきたいもの。今回は、そういう技を説明いたしましょう。

ここで登場するのが、トプスシステムズ社のTOPSTREAMTM プロセッサが持つ「ストリーム入出力命令」というもの。この命令を使うと、演算処理の裏側で、大量のデータをまとめて出し入れすることが可能なのです。大量といって一回に出し入れ可能な量がどのくらいかというと、128バイトから512バイトくらい。通常のプロセッサが4バイト単位くらいで出し入れしていることが多いのと比べると、かなり大きいです。まとめ買いできるものはそうした方がオトクですもの、プロセッサも同じです。 そうするとこんな感じになります。

先ほどまでは、演算処理の上に積み上がっていたメモリアクセス時間が、演算処理と同時並行になってくるので、演算処理の横に移動してきます。当然、演算処理+メモリアクセス時間の一番長いところできまっていた処理時間は、演算処理とメモリアクセス時間のどちらかの一番長いところになりますね。 大分、時間短縮できましたが、まだまだ技を繰り出して短縮します。この後は次回へ。



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