insPic2dnn

概要

insPic2dnnは、detectedOBJprofiler.pyの結果LOGから入力画像の該当部分をHEXファイル化し、 DNN実行用のオブジェクトファイルの入力画像の所定位置に挿入することができます。 挿入後、DNNオブジェクトファイルをVPPLのスーパバイズ下で実行し、DNN実行結果のHEXを出力させます。 出力されたHEXファイルはdnn2pic.pyの入力とすることができます。

リビジョン

insPic2dnn v01r01

コマンドライン

python insPic2dnn.py [option [option_parameter]]...

以下のようなオプションをつけて動作させることで所望の結果を得ることができます。

コマンドラインオプション

オプション 意味
-h ヘルプ表示
–HEX hi 入力画像のhexファイル名
–LOG log detected OBJ profilerのLOG
–OUT ho 出力hexファイル名
-f16 F16Qn指定フラグ
-v 処理の途中経過を詳細に出力
-V バージョンのみ表示して終了
-d デバッグ用オプション

構造

class insPic2dnn.logReader(ifnam)[ソース]

LOG File Reader Class.

detectedOBJprofilerの-F -aオプションでのLOGファイルを読み取って リストとして記憶するクラス DNN実行後の判定結果を付加して出力可能

begin()[ソース]

begin method

テーブルポインタの初期化。

dumpTable()[ソース]

dump table

テーブルのダンプ出力。ベリファイ用。

getFileName()[ソース]

get File name method

ファイル名を一つ取り出すメソッド。 取り出せなかったらNoneを返す。

rLine(lin)[ソース]

Read Line method

読み取った1行を処理するメソッド

read()[ソース]

read method

ファイルから行をリードして処理するメソッド

setResult(fnam, res)[ソース]

set Result

結果をセットするメソッド。

class insPic2dnn.elogReader(ifnam)[ソース]

EXEC LOG File Reader Class.

vppl -i -e -sの結果を読み取るクラス

rLine(lin)[ソース]

Read Line method

読み取った1行を処理するメソッド

read()[ソース]

read method

ファイルから行をリードして処理するメソッド

class insPic2dnn.HexFileRWriter(inputFnam)[ソース]

HexFile loader Class.

HEXファイルを読みとって保持するクラス 以下部分を画像ファイルから生成したHEXに差し替える 60100000-60101FFF 64x64x2=8192バイト

rLine(lin)[ソース]

Read Line method

読み取った1行を処理するメソッド

read()[ソース]

Read method

HEXファイルを読み込むメソッド

save(oFname)[ソース]

save data

内部に保持するデータを書き出すメソッド

class insPic2dnn.PngFileReader(ifnam, sadr, f16)[ソース]

PNG File Reader Class.

PNGファイルを読み込み、Sレコードにして保持するクラス

convert()[ソース]

Image to S3 convert method

Imageを読み取ってS3に変換する

dumpSrec()[ソース]

dump S record

Sレコードのダンプ出力。ベリファイ用。

load()[ソース]

Image File loader

イメージファイルのローダ

makeS3(arg)[ソース]

make S3 record

与えられたargタプル(16バイト要素)を self.f16q が偽なら1つのS3レコードに 真ならワード変換して2つのS3レコードに変換する

makeS3B(arg)[ソース]

make S3 record (BYTE)

与えられたargタプル(16バイト要素)をS3レコードに変換する

makeS3W(arg)[ソース]

make S3 record (WORD)

与えられたargタプル(8バイト要素)を16ビットに拡張しながらS3レコードに変換する