insFrame2hex

概要

insFrame2hexは、ISIM上のシミュレーション結果LOGから前フレームの出力結果を抽出し、HEXファイル化します。 その後、次フレームシミュレーション用のHEXファイルに前フレーム結果として挿入します。

リビジョン

insFrame2hex v01r02

コマンドライン

python insFrame2hex.py [option [option_parameter]]...

以下のようなオプションをつけて動作させることで所望の結果を得ることができます。

コマンドラインオプション

オプション 意味
-h ヘルプ表示
–LOG L 処理対象LOGファイル名
–HEX hi 挿入元HEXファイル名
–OUT ho 挿入先HEXファイル名
-e 拡張番地モード
-v 処理の途中経過を詳細に出力
-V バージョンのみ表示して終了
-d デバッグ用オプション

構造

class insFrame2hex.HexFileRWriter(inputFnam, outputFnam, midData, extMode)[ソース]

HexFile loader Class.

HEXファイルを読みとって保持するクラス 600FC800h/600FD000hより前をbefore 600FDC7Fhより後をafter として保持する。 書き出す場合は外から与えられたmiddleを中央に挿入して出力する。

load()[ソース]

Load method

HEXファイルを読み込むメソッド

rLine(lin)[ソース]

Read Line method

読み取った1行を処理するメソッド

save()[ソース]

save data

内部に保持するデータを書き出すメソッド

class insFrame2hex.DumpImageLoader(fnam, extMode)[ソース]

Dump Image loader Class.

ダンプイメージを読み取ってHEX書き込みイメージにして保持するクラス ダンプとして認識するのは以下の形式 600FD000 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 先頭8桁のアドレスは600FC800h/600FD000h - 600FDC7Fhの範囲のみ認識

load()[ソース]

Load method

ファイルからデータをロードするメソッド

makeS3(adr, arg)[ソース]

make S3 record

与えられたaddressとデータ(16バイト要素)をS3レコードに変換する。 A->Bバッファ転送のため、ABLimit以上の場合は0x640だけアドレスに下駄を履かせる。

rLine(lin)[ソース]

Read Line method

読み取った1行を処理するメソッド