スペシャルコンテンツ >> 顧問コラム >> 『風月無尽の無何有の郷(松風亭 雅山)』
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ツイート | 2016/2/1 | 松風亭 雅山 |
早春の時季に、以前はよく、南房総の高台(その名称も Hilltop Residence という小高い丘の頂上に聳え建ち、絶景を堪能できる建物)に滞在した後、一時帰京し、
また伊豆(ここも、伊豆諸島を一望に見晴らせる絶景の建物)に滞在したりしておりましたが、早春の海も浪漫溢れます。
この時季特有の、南房総でも一時風花が飛ぶなど、冬の鉛色の空のパリを想起させたかと思うと晴れれば南欧の感、・・・変幻自在の浪漫、・・・
早春に限った事ではありませんが、一日の中では、やはり、日の入りが一番見事でしょうか。
真っ赤な太陽が海に沈む時、・・・それは、深紅の絵具が海に溶け込むような華麗なる一大 Pageant:野外劇です。
綺麗で情熱的な橙色が最後には深い夜のしじまに、・・・
光と闇、光明と漆黒の交叉、季節のような循環、・・・浪漫は尽きません。
秋に葉を落とす風が、春に蕾を咲かす風になるように、沈んではまた朝に立ち昇る光、・・・
St. Valentine's Day の2月14日(日)からは、二十四節気の立春、七十二候の第3候(立春の末候)『魚氷をいずる』に相成ります。
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