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SMYLEvideo GEN.2--その性能

プロセッサの性能は周波数で決まる、という意見は根強く、スマートフォンですら1ギガヘルツ(1000メガヘルツ)を超える機種が登場して久しいです。デスクトップパソコンでは4ギガヘルツほどにも達します。そんななかでたかだか50メガヘルツのSMYLEvideo GEN.2プロセッサの性能はどんなものなのでしょう。まずは下の表をご覧ください。これはパソコンで主力のインテル社CORE i7とSMYLEvideo GEN.2プロセッサで同じ画像認識アプリケーションを実行した場合のデータです。

インテル社のプロセッサも頑張っています。2.6ギガヘルツという高速を生かし1画面(動画ではフレームと呼ばれます)処理するのに8千万サイクル以上の計算を行い、31フレーム毎秒相当の処理が可能です。しかし、SMYLEvideo GEN.2プロセッサをみるとたった37万サイクルで1画面を処理、最高性能時で150フレーム毎秒相当の処理能力を発揮しています。詳しくみてみると、1サイクルの期間で処理可能な計算量がインテル社のプロセッサの100倍に達しています。これはピーク性能ではなく平均の速度です。また、処理をするのにどのくらいのデータをメモリから読み書きしたかを示す以下の表もご覧ください。

ここではインテル社のプロセッサの誇るメモリ性能が遺憾なく発揮されていると言えるでしょう。軽い画像に対しても4億バイト以上、重い画像では8億バイト近くのデータを読み書きしています。けれども同じ仕事をするのにSMYLEvideoは、軽い場合で約140万バイト、重い場合でも300万バイトととても少ない読み書き量でOK。メモリの読み書きは重要ですが、回数が多くなるほど時間もかかり、電気も食います。少ない読み書きで同じ仕事ができるのなら少ない方が良いのです。ここに大きな差があります。なぜ、そんな差が出てくるのか疑問に思われたらSMYLEvideoのアーキテクチャのページをご覧ください。